【京都市伏見区】初めて藤森神社の駈馬神事を見に行ってみたら。
毎年5月1日〜5日の期間は藤森神社のお祭り! 5日に行われる「駈馬神事」は室町時代に御所を警備する武士たちが馬術の腕前を神前に奉納したのが始まりとされており、1200年の歴史をもつ伝統行事です。約200メートルの参道を猛スピードで疾走する馬の上で曲芸を披露する乗子さんの姿はもうお見事!としか言葉が出ません。昨年は新型コロナウイルスの影響で無観客で行われた駈馬神事、今年は時間の変更はありましたが無事に開催されるということで初めて!観に行って参りました。初心者目線でリポートします。
まず上の写真でもわかるように神事30分前に到着したらもうすごい人!参道のだいぶ南寄りにスタンバイしましたが、ここだと曲芸がほぼ見えないことが後に判明。しかしこちらはスタート地点でもあるので乗子さんやお馬さんの表情をしっかりとみられるという利点もありましたよ。乗子さんの緊張感溢れる表情、時折 親族の方に手を振る姿にほっこりしたり…お馬さんが近い!近い!!準備が整うとあっという間に駆け出していってしまいました。速い!速すぎる〜。速すぎて素人が撮る写真はもうこんな状態。
中盤で少し移動することができたので「技」も実際に見ることができたのですが
・横乗り (敵に姿を隠して駈ける技)
・藤下がり (敵矢に当たったと見せて駈ける技)
・一字書き (前線より後方へ情報を送りながら駈ける技)
等々、ものすごいスピードで走る馬の上で片手、技によっては両手を離すなんて…!この身体を張った素晴らしい神事をずっと守り継いでくださっている保存会の皆さんには感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。また来年も無事に神事が執り行われますように…。
やはり技をしっかり見たい人は参道中盤、関係者席の向かい側あたりがおすすめです。本殿側は本殿側で爆走してくるお馬さんを綱や身体を張って止めるという迫力ある場面が見られますので来年行かれる方はご自身で好みの場所を見つけてくださいね!藤森神社の場所はこちらです↓