【京都市伏見区】小栗栖中学校区の小中一貫教育校計画は着々と進行中。

伏見区小栗栖中学校区は小栗栖小学校・小栗栖宮山小学校・石田小学校の3校から集まってきているのですが小栗栖小学校（昭和49年開校）を中心として山科川を挟んですぐ向こうに石田小学校（昭和51年開校）、少し北西へ坂を上がっていけば小栗栖宮山小学校（昭和58年開校）、と近い距離で学校がひしめき合っている印象です。この周辺地域は小栗栖団地が立ち並んでいて昭和50年代 急速に発展して人口が急激に増えたんだろうなぁと勝手に推測したりしていました。

そして時は令和、この地域の児童生徒数減少が深刻化する中で学校統合という計画が立ち上がりました。「小栗栖小学校・小栗栖宮山小学校・石田小学校を統合し小栗栖中学校と合わせた小中一貫教育校の創設」です！教育委員会に要望書が提出されたのが2019年12月。醍醐地区での小中一貫教育校は初となります。
まず現小栗栖小学校敷地に9学年の子供たちが学ぶ校舎を建設することが決定。道路を挟んでお向かいにある小栗栖中学校の敷地もグラウンドを中心に活用します。校舎の配置案等が地域住民の方や保護者の皆さん、教職員の方も交えて意見交換されたとか。街の学校をみんなで作り上げて行くという試み、素敵です！
そして中学生の給食実施方法や制服着用のタイミング等々細かい部分のすり合わせが行われており 2021年9月現在、1年生から9年生まで自校調理方式（全員給食）・制服は5年生から着用という原案で進められているようですよ。5年生から着用！なんだか新しい時代だ…！小栗栖小学校内整備中は 小栗栖小学校生徒が石田小学校に通うという一次統合が行われます。それがもう来年の2022年春から！そして完成は2025年（令和7年）の4月を予定していますよ。そんな小栗栖中学校区小中一貫教育校創設へ向けての進捗状況は京都市教育委員会のHPで見ることができます。3つの小学校と1つの中学校を統合するという街全体が大きく動く巨大プロジェクト。これからも見守って行きたいと思います。
小栗栖中学校区小中一貫教育校予定地はこちら↓